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院長インタビュー
一度は東京の大学の経済学部へ進学したものの、1995年の阪神大震災を機に歯学部へ転向し、
大学院まで進んだ経歴を持つ、JR尼崎駅前やすだ歯科の安田大勲(やすだ だいいさ)院長。
明治・大正時代の学者、内村鑑三の言葉である“歯科医療は愛の仕事である”という考えのもと、
2010年よりJR尼崎駅前で親身で愛情のこもった診療を続けてきました。
「歯科医院へのハードルを下げて、もっと通いやすい環境を」と語る安田院長に、
患者様への思いや診療で大切にしていることなどをお聞きしました。
“開業当時、街は
活気に溢れていて
そうした時期に
オープンできたことは
とても幸運でした”
INTERVIEW 01
歯科医師になろうと思われたきっかけは?
両親が商売をしており、常々「商売は何があるかわからない」「手に職を持て」と常々言われていて、医師か歯科医師になるように言われていたのですが…反抗期もあって、最初はそれにすごく反発していました(笑)。
私は中学・高校時代、ラグビーにのめり込んでいて、「もっと本格的にラクビーがしたい」と思って一度は東京の大学の経済学部へ進学したのですが、ラクビーで上を目指すというのは生半可なことではなく、またその頃、阪神大震災があり、関西に戻ることになって歯学部を受験し直しました。
私の出身である大阪歯科大学には同じラクビー部だった高校の同級生がいて、「歯学部に行っても、好きなラクビーはできるな」と思えたのも大きかったですね。
INTERVIEW 02
尼崎の駅前とアクセス便利な立地ですが、
こちらを開院場所として選んだ理由は?
開院場所として色々な地域を探していて、尼崎のとある場所をご紹介いただき見に行ったのですが、希望の条件と合わず「また他を探さないと」と思って帰る途中、たまたま今のこの場所の前を通りかかったのです。
駅近でビルの1階での開業を理想としていて、まさに条件にぴったりの物件だったのですが、その時は別の店舗が入居していて、「ここで開業できたらいいな…」と思っていたところ、ちょうどあまがさきキューズモールがオープンしたばかりの頃で、その店舗があまがさきキューズモールへ移転したのです。
そのことを業者の方から聞いて、「もう、ここしかない!」と思って即決しました(笑)。
INTERVIEW 03
そうして2010年に開業したわけですが、
どんな患者様がいらっしゃっていますか?
周辺地域にお住まいの方々を中心に、小さなお子様からご高齢の方まで、ご家族単位でお越しいただいています。
あまがさきキューズモールのオープンもそうですが、当院を開業した時期とJR尼崎駅前が発展していった時期は重なっていて、大きなマンションもできて小さなお子様のいる若いファミリーがどんどん尼崎へ引っ越して来られて、街に活気が溢れていて、そうした時期に医院をオープンできたことはとても幸運でしたね。
“患者様への
説明を尽くすこと
シンプルなことなのですが、
だからこそとても
大切にしています”
INTERVIEW 04
JR尼崎駅前やすだ歯科の
診療理念・コンセプトは?
明治・大正時代の学者である内村鑑三の有名な言葉に、こういうものがあります。
“歯科医療は愛の仕事である”
歯科医療というのは、ただお口の病気を治すのではなく、そこに愛情をこめて行うべきものだと考えていて、それも一方的な愛情ではなく、歯科医院と患者様の双方が信頼し合ってもたらされるものであってほしいと思っています。
歯科医師の考えを押し付けるのではなく、また患者様の要求に機械的に応えるのでもなく、そして流れ作業的にお口を診るのではなく、もっと深いコミュニケーションと信頼関係のもと、一緒になってお口の健康を目指していける、そんな歯科医院でありたいです。
INTERVIEW 05
患者様との信頼関係を築くために
大切にしていることは?
患者様への説明を“尽くす”ことです。
受付で問診票を書いたら、すぐに治療へ移るということが多いと思うのですが、当院ではそうではなく、問診票にご記入いただいた内容をもう一度確認し、直接患者様から訴えたご希望をお聞きするようにしています。
それは“相手の気持ちを聞く”ということで、すごくシンプルなことなのですが、だからこそとても大切にしています。
INTERVIEW 06
担当コーディネーター制を
導入しているのもその一環ですか?
そうですね。
患者様お一人おひとりに担当コーディネーターが付いて、今のお悩みや希望する治療をおうかがいするのはもちろん、これまで歯科医院へ通われて不満に思うこと、「こうしてほしい」と思うことなどをヒアリングして、当院での快適な診療に繋げるようにしています。
どうしても歯科医院への通院は足が重いものですから、こうした取り組みにより少しでも歯科医院への敷居が下げられればと思っています。
“近隣地域、
せめて尼崎界隈だけでも
「歯が一番残っている地域」
となれることを目指しています”
INTERVIEW 07
様々な診療を行われていますが、
特に力を入れているものは?
やはり予防でしょうか。
患者様のお口の健康は、私たち歯科医院だけで守れるものではありません。
3ヶ月に1回程度のペースでお越しいただく場合でも、それ以外の360日程度は患者様ご自身でケアしてもらわなければいけません。
なので、まずはご自身のお口の状態をよく知っていただくこと。
そして、お口を清潔な状態に保つモチベーションを持っていただくこと。
それが病気予防のためには大切です。
もちろんクリーニングやアドバイスなどは行いますが、予防において私たちの大切な仕事は、“お口の健康”の大切さをきちんと伝えること。
そして、モチベーションの維持・向上をサポートすることだと考えています。
前回の定期検診から3ヶ月経ってお越しになり、お口の中を診させていただいて歯垢や歯石などの汚れがたくさんある場合、患者様のケア不足を責めるのではなく、「自分たちの伝える力がまだまだ足りないのだな」と思わないといけない、そういう意識で予防に取り組んでいます。
INTERVIEW 08
最後に、HPをご覧の方へ
メッセージをお願いします
“お口の健康”の大切さをきちんと伝えること。
それが歯科医院の大切な仕事の1つだと思っています。
近隣地域、尼崎界隈だけでも“歯が一番残っている地域”となれることを目指して、日々、診療を行っています。
歯を残すためには定期的な予防・メンテナンスが欠かせません。
痛みなどの症状がなくても歯科医院へお越しいただき、大切な歯を守り続けるようにしてください。