お子様の食事について

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お子様の食事で、こんなことありませんか?

お子様の食事で、こんなことありませんか?

毎日の食事は、栄養をとる時間であると同時に、「噛む」「飲み込む」「口を閉じる」といったお口の機能を育てる大切な時間です。しかし、毎日の食事の様子を見ていて、気になることはありませんか。

食事のときの気になるサイン

① 食べるのに時間がかかる

食事に時間がかかる背景には、噛む力の弱さや、飲み込むタイミングの未熟さが関係していることがあります。単に「ゆっくりな性格」と決めつけず、口の動きや姿勢も確認することが大切です。足が床についていない、背中が丸まっているなどの姿勢の崩れは、噛む力の発揮を妨げます。まずは椅子と足台の高さを見直し、安定した姿勢を整えてみましょう。必要に応じて、顎の発達や咀嚼機能を歯科で評価することも有効です。

② 口の中に食べ物をためる

口の中に食べ物をため込む場合、舌の動きや飲み込みのタイミングがうまく連動していない可能性があります。急かして飲み込ませるのではなく、まずは一口量を少なめにし、しっかり噛める環境を整えることが大切です。姿勢が不安定だと舌の動きも悪くなります。舌の位置や口唇の閉鎖が適切かどうかは、歯科でのチェックが役立ちます。成長段階に応じて整えていくことが可能です。

③ 飲み物で流し込む

飲み物で流し込む習慣は、十分に噛まずに飲み込んでいるサインかもしれません。噛む回数が少ないと顎の発達にも影響します。まずは食事中の飲み物を控えめにし、一口ごとに噛むことを意識してみましょう。噛みにくい硬さの食材になっていないかも確認が必要です。噛み合わせや咀嚼機能の問題が隠れている場合もあるため、気になる場合は歯科で評価を受けることをおすすめします。

④ 偏食が多い

偏食は味覚だけでなく、噛みにくさや飲み込みにくさが原因の場合もあります。特定の食感を嫌がる場合は、口腔機能の発達と関係していることがあります。無理に食べさせるのではなく、形状や調理法を変える工夫をしてみましょう。また、顎の発達や舌の使い方に問題がないかを歯科で確認することも大切です。食べにくさが改善すると、自然と食べられる物が増えることもあります。

⑤ 食べる量が多い/少ない

極端に食べる量が多い、または少ない場合、噛む力や満腹感の感じ方が関係していることがあります。よく噛まずに飲み込むと満腹中枢が刺激されにくく、量が増えることもあります。一方で、噛むことに疲れやすいと食事量が減ることもあります。まずは噛む回数を意識し、安定した姿勢で食事をすることが基本です。必要に応じて口腔機能の評価を行います。

⑥ 口からよくこぼす

食事中によくこぼす場合、口唇の閉鎖力や舌のコントロールが未熟な可能性があります。単に不器用というわけではなく、口周りの筋肉の発達と関係していることがあります。姿勢を整え、食具の大きさや形を見直すだけでも改善することがあります。口唇や舌の動きは歯科で評価できますので、成長に合わせたサポートが可能です。

⑦ 口から食べ物がこぼれる

食べ物が口からこぼれる場合、口がきちんと閉じられていない、または舌の動きが前方に偏っている可能性があります。口呼吸の習慣があるお子さんにも見られることがあります。まずは食事中に口が閉じているかを確認し、鼻呼吸ができているかも見てみましょう。口腔機能の発達状況を歯科でチェックすることで、改善の方向性が見えてきます。

⑧ クチャクチャ食べる

咀嚼音が大きい場合、口唇が閉じきっていない、舌の位置が低いといった状態が関係していることがあります。単なるマナーの問題ではなく、口腔機能の未熟さが背景にある場合もあります。まずは食事中に口を閉じる意識を促し、鼻呼吸を確認します。必要に応じて舌や口周りの筋肉の発達を評価し、機能面からのサポートを行います。

⑨ 噛みきれない食べ物が多い

前歯でうまく噛みきれない場合、噛み合わせや顎の発達が影響していることがあります。また、噛む力が十分に育っていない可能性もあります。食材の硬さだけの問題ではない場合もあるため、咀嚼機能の確認が大切です。日常では、適度に噛みごたえのある食材を取り入れ、噛む回数を意識することが基本です。歯科での評価により、必要なサポートを検討します。

小さなサインを、見逃さないために

小さなサインを、見逃さないために

食事の様子は、性格や好き嫌いだけで決まるものではありません。
噛み方や飲み込み方、姿勢や呼吸など、お口の機能が関係している場合もあります。
もちろん、すべてが問題というわけではありません。
成長の途中でよく見られる姿でもあります。
けれど、「もしかして」と感じる小さな違和感は、その子からのサインかもしれません。
私たちの育む歯科プロジェクトは、悪いところを探すためのものではなく、これからの成長をよりよい方向へ導くための取り組みです。
歯並びや噛み合わせの結果だけを見るのではなく、その背景にある“育ち”に目を向けます。
今の状態が成長の範囲なのか、少し整えてあげた方がよいのか。
その判断は、実際にお口の状態や生活の様子を拝見したうえで行います。
まずは「気づくこと」から。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

院長 安田 大勲

医院名

JR尼崎駅前やすだ歯科

院長 安田 大勲

略歴

  • 1972年 大阪生まれ
  • 愛光高校卒
  • 大阪歯科大学卒
  • 大阪大学大学院 顎口腔機能再建学講座博士課程修了
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